ポップンの新筐体のロケテに行ってきました


 いつものようにe-amuアプリでログボ(カードコネクトのおみくじ)を貰っていて、ふとポップンの公式アカウントを確認したところ、「ポップンの新筐体作ったからロケテやります」と発言しているのに気が付きました。

 正直「えっ!筐体作れるほど稼げてるの!?!?!?」と本気でビビりました。誇張ではなく、自分がホームにしているゲームセンターだと稼ぎ時の土日にほぼ連コイン可能なくらい人が居ないので、その実感が私にはなかったのですね。ただこれはホームの筐体が旧筐体(ブラウン管筐体)というのもあるのかもしれません。もしかしたら新筐体が多い地域だとかなりポップン、活発だったのかもしれません。新筐体を置いてる場所が近場だと全然近くないラウワンしかないし配置が微妙でライトが画面に映り込んで譜面が見づらいしで敬遠していたので、ポップンが実は盛況だったそういうことに気が付かず一人で「ポップン楽しぇ~😊」と遊んでいたから気が付かなかっただけかもしれません。

 正直新筐体が出る!と聞いたときは「ホームからポップンが消える!!!」とガチで焦っていました。今も焦っています。上述したように稼ぎ時の土日にほぼ人が居ないポップン。しかもホームのポップンは旧筐体を若干無理やりに動かしている状態なのです。詳細は省きますがそのような状態で今まで放置していたということは「旧筐体から旧筐体に買い替える」という費用すらも捻出できない状態だと推測できます。たまに「ブラウン管じゃないとポップくんが見づらいので旧筐体を遊んでいる」という人もネットだと見かけますが、ホームの筐体はそうじゃないので「旧筐体好きのために置いている」というよりも「たまにあるbemani連動イベントのために置いている」という方がしっくりくる置き方なのです。いや、たまに(月に1・2回くらい)人が遊んでいるのは見かけるので自分が居ない時にポップンが遊ばれているのかもしれません。人は見たものしか分かりません。私がそのゲームセンターに勤めるか毎日通うでもしない限り実態はゲームセンターのみぞ知るという事です。

 とりあえず私が言いたいことは「ホームが旧筐体を置いているのは温情か連動イベントのためで、ポップンにかかる費用は別の稼ぎ頭のゲームで補っている状態」だと思うので、そんな状態のホームが「ポップンの新筐体が出るから買い替えるか…」という判断になるとは到底思えないということです。私ならそのお金で弐寺かチュウニズムを入れます。(いつも人が多いので)

 ただ、これ以上は私が駄々をこねても仕方ないことです。新筐体を入荷するかどうかはゲームセンターの懐事情によるでしょう。私の予想では新作が旧筐体でも動くならそのまま続行で、新作が新筐体でしか動かないのであればホームからポップンが消えるということになりそうです。こればかりはどうしようもありません。

 そういう訳で(どういう訳で?)新筐体がどんなものか、ロケテストに応募してみることにしました。無事当選。そしてロケテに行ってきました。(ようやくタイトルの話になりました)

ロケテの感想



 事前にスタッフさんに「三脚で自分のプレーの様子を撮影してもよいか」確認し、OKをいただいたのでロケテの順番を待っていました。自分の番が回ってきたので、三脚にスマホを刺し、いざロケテスト。と言っても、自分が確認したかったのはクソでかポップ君の使い勝手とか、Just判定が弄れるとかそういうのではありません。自分が確認したかったのは以下の点です。

  • 彗星raveが削除されていないか
  • らいむちゃんの新作アニメが出ているが、2Pカラーは存在するのか
  • オジャマのうち、ダンス・白ポップ君は使えるのか

 結果から言うと

  • 彗星raveは削除されていない = 😊
  • らいむちゃんの2Pカラーは確認できなかった = 😭
  • オジャマは選択できなかった = 😭😭😭
です。

彗星raveは削除されていない


 まず一点目について。私はロケテや新作稼働時に真っ先に彗星raveが削除されていないかチェックしています。これは私にとって「やっぱローラさんと言えば彗星raveなんだよな」という気持ちが強いためです。ローラさんは現在3曲(削除曲も含めると4曲)と、ポップンキャラの中では結構優遇?されている方です。しかし私の脳を完全に焼き切り、一生このゲームで遊ぶぞと決めたのは紛れもなく彗星raveの存在だったので、この曲の有無でポップンをするかどうかが決まってくる、それほど私にとっては重要な曲なのです。でも、そのあたりの話は個人的な感想になるので省きます。

 個人的に「コナミから退社した人の曲は消される可能性が高い」と考えているので、コナミから退社された山岡晃さんが作詞作曲した曲は削除される可能性が常に付きまとっていると考えています。なので新新筐体に彗星raveが収録されていたのを確認出来て、その不安からいったん解放されて良かったです。

この世に女神が居るとすれば多分こんな姿をしている

らいむちゃんの2Pカラーは確認できなかった


 これはどういうことかというと、ロケテスト時のプレイヤーキャラクターがミミニャミの1Pまたは2Pのみとなっていたためです。詳細に書くと「プレイ開始直後に曲選択画面に遷移し、プレイヤーキャラはミミニャミをランダムで設定している」という設定になっていました。私はミミの2Pカラーでした。

 ミミニャミに2Pカラーが居るのであれば、新規アニメのキャラも2Pカラーが居るのでは?と考えることもできますが、今まで(正確にはうさ猫~jam)は「新規キャラ以外はハリアイのみ新規絵柄で書き直し、アニメは既存のものを流用する」というスタイルで更新をしていました。そのため、「新アニメができたとしても2Pカラーが存在するかはミミニャミ以外確定していない」と私は考えています。予想ではあのらいむちゃんには2Pカラーは無い、と思います。なぜなら色を変えるだけでも労力がかかり、データ量が増えるからです。

 私個人の考えを述べさせていただくと、今までのポップンは「楽曲を積極的に更新する代わりにキャラクターアニメの作成を省く」ことにして予算を抑えていたのだと思います。昔のポップンは曲に合わせて新規にキャラクターを作成したり、曲の担当が既存のキャラであっても新しい曲であればアニメーションを全て書き直ししていました。これには大変な労力とお金がかかると容易に予想ができます。

 しかしうさ猫辺りから「新曲+既存キャラ」の場合、ハリアイのみ変更してアニメーションは既存のものを流用するスタイルに変更されました。また、新規キャラもいわゆるボス曲か、認知度の高い版権キャラのみ作成するようになり、唯一「既存キャラかつ新アニメが作られる」キャラはミミニャミのみとなりました。この事から、「アニメに掛ける予算が減っている」というのは容易に予想できます。ミミニャミのアニメだけ作られるのは彼女たちがポップンの顔とも呼べる存在だからでしょう。更に言えばミミニャミのデザインは出演した当時のバージョンの意匠を汲み取ったものが多く、使いまわしがきかないものが多いのです。そのためミミニャミはアニメを新規作成するという方針にしたのだと思われます。

 また、既存のアニメを流用することでアニメーションの容量を節約することもできます。ポップンに収録されている曲は1000曲を越えており、これにキャラクターのアニメーションをどんどん追加していくと容量が多いゲームになってしまいます。これが弐寺やチュウニズムのように「どこ行っても人がいる」ような人気ゲームならデータを保管するサーバー代等にも目をつぶってもらえるでしょうが、正直ポップン自体の人気は全盛期より落ちていると感じています。そんな状態でどんどんキャラを追加しても企業としては費用対効果が薄いと考えるでしょう。もちろん、これは実際にプレイする人数が減っている、という実感によるものなので真相はコナミしかわからないと思います。

 ただ新筐体を作れるほどの予算が降りている、というのは間違いないはずなので、もしかしたら既存キャラの新アニメであっても2Pカラーの用意ができているかもしれません。こればかりは新作の本稼働を待つ以外ないでしょう。できればらいむちゃんの2Pカラーで新アニメを見たいですが…。


オジャマは選択できなかった


 ロケテスト版ではオジャマの選択はできませんでした。これは私にとってはすごくショックでした。今まで「ダンス」「白ポップ君+トリック」でキャラクターのアニメを確認しつつ遊んでいた身としてはオジャマが削除されている可能性が出てきた、これだけで「引退…!?」と思わせるだけの力がありました。ただ、ネットの情報を漁ると「ロケテ時はオジャマがオミットされていた」時期もあったようで、こちらも本稼働時にオジャマが復活している可能性は大いにあります。

 しかし不安なのが「新規アニメの作り方が変わった」というところです。現在ポップンで使われているキャラのアニメーション種類は

  • ニュートラル
  • Good
  • Great
  • Fever(キャラによってはGreatと同じ)
  • Bad
  • Win
  • FeverWin(キャラによってはWinと同じ)
  • Lose
  • Jam
  • Dance

の10種類になります。そのうち、オジャマを付けずに遊んでいるプレイヤーが見るのはLoseより上の8種類です。

 ここで問題になるのが「普段オジャマで遊んでいるプレイヤーがどれだけいるのか」になります。私の実感だと普段からオジャマを付けて遊んでいるプレイヤーはごく少数だと思います。おそらく多くのプレイヤーが新しいアニメーションのキャラクターが出た場合、普通に遊ぶか、ダンスとJamアニメを確認したあとは普通に遊んでいる人の方が多いと思います。

 しかしキャラを新規アニメ化する代わりにオジャマを削除すれば作成するアニメーションが2つ減ります。新筐体から既存キャラの新規アニメを作ると決定された以上、アニメーション作成の工数が大きくかかるという事になりますので、負担軽減費用削減のためにオジャマが切られる可能性は捨てきれないというわけです。

 個人的にダンスが好きなので、ずーーーーっとダンスを付けて遊んでいたわけですが、ダンスアニメってすぐにSNSや動画サイトで出回るので「実際にダンスで遊ばなくても情報として手に入っちゃう」という状態になっています。ポップンは3曲保障状態とはいえ、ダンスを付けると譜面が見づらくなりクリアが困難になります。初見で新規アニメのキャラをダンスつきで遊ぶのは私のような道楽者か情報をさっさと流したい人位だと思います。

 また、ダンスについては「透過バグ」とでもいうべきバグがうさ猫後期から今までに至るまで放置されたままになっています(一部キャラは修正されましたが、基準が分かりません)。この透過バグについてはラピストリア以降に追加された新規キャラまた新アニメでは発生しません。今までネット等で言及している人を見かけたことがないので、本当にずっとダンスを付けて遊んでいる人は少数派なんだと思います。

 私はこのバグについて公式に一度か二度問い合わせを行っていますが、「透過バグ」が修正されたのは記憶が正しければALT2.0のみとなります。ただ私の記憶力は低い方なので、知らない間に直っているキャラが他にいる可能性もあります。しかしあまりにもわかりやすいシンパシー4のスミレのダンスは今でも直っていません。スミレ4は移植曲のキャラとして起用されやすいのでアニメのチェックが行われているとすれば真っ先に気が付くはずです。それ位シンパシー4のスミレのダンスのバグは分かりやすいのです。それが放置されているという事は既存キャラのアニメーションのチェックはほぼされていない、ということになります。(そう考えるとALT2.0だけ直されているのは違和感が残ります。ここまで来ると自分の記憶の方が正しくない方が筋が通ります)

 別にいいんです、ダンスがバグっていても。バグの発生はダンスアニメの開始時と終了時に起きるので、該当するキャラのうち支障が大きいものは「ずっとダンス」にすれば最初のアニメ開始時以外は普通に遊べるので。でも、個人的には、キャラクターの魅力でもあるのでダンスは残してほしいなあと思います。あとは「白ポップ君」のオジャマでしょうか。これはもう、単純にカラフルポップ君をずっと見ていると眩しくて目が痛くなってしまっていて、一番目に負担が無かったのが「白ポップ君」のオジャマだったという経緯があります。もし白ポップ君のオジャマが無くなったらどうしようかなぁ…。


今後のポップン活動について


 とりあえず、今後は「気に入っているダンスアニメ、Jamアニメは録画しておこう」と思いました。ただ、今の録画環境だとスマホに頼ることになってしまいます。スマホで録画していくと結構容量を食ってしまうので、録画用のスマホを購入するか、ライブリーでの録画も視野に入れたほうがよさそうです。ライブリーが一番環境として録画しやすいのですが、コントローラーがどれもうるさいので、同時押し対応のキーボードを購入する必要があるし、ライブリーは現行機種と比べて収録楽曲数が異なるので基本的にアーケードで録画するのが一番楽かなと考えています。

 それに自分の不安もすべて杞憂に終わる可能性がある…ので、今はとりあえずJam&Fizzを遊び倒して、やがて来るであろう新筐体と新バージョンに向けて心の準備をしていこうと思います。